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2025/11/26
「枠が無塗装です。何を塗ったらいいですか?」というお問い合わせについて
「枠は何を塗ったらいいですか?」というご質問について。
回答:外装用で木工用の塗料であれば、何を塗っていただいても問題ございません。
CONTENTS|よくあるご質問
よくあるご質問にお答えします
Q.なぜ枠は“無塗装”なのか?
① 先に塗ると現場で枠を組み立てる際に塗装面が傷ついてしまうため
枠は切りっぱなしの少し長め材です。
現場で枠を組み立てたり、金物の取付加工を行う際に、塗装済みですと作業中に塗装面へ傷や汚れがつくリスクが高くなります。そのため、あえて無塗装の状態でお届けしています。
② “仕上がりの色”は現場で決めるのが理想的のため
木材は光の当たり方や樹種、木目の細かさなどによって発色や塗料の吸い込み具合が大きく変わります。さらに、日焼けや経年によっても色が変化します。

こうした要素を踏まえると、現場で実際に見て判断しながら塗装するのが最も自然で理想的な方法です。枠を組む際に出る端材を使って、試し塗りをしていただくことをおすすめします。

Q. 枠をウッドデポで塗装してもらえますか?
申し訳ございません。
弊社では枠の塗装は承っておりません。
これは、前述の通り現場での加工時に塗装面が傷つき、かえって仕上がりの美観が損なわれる恐れがあるためです。
Q. 枠は何色で塗装したらいいの?
外装用&木工用の塗料であれば、お好みで自由にお選びいただけますが、弊社のおすすめ塗料をご案内いたします。
● おすすめ塗料:
オスモ社製「ウッドステインプロテクター(外装用)」ウォルナット色
▶︎ 商品ページを見る
ただし、ドアと枠の樹種が異なるため、同じ塗料を使用しても「枠の方がやや黄色」に仕上がる傾向があります。
下記は実際の例です。
ドア→(米松)(各色味を2度塗り)
枠 →(米栂)(各色味を2度塗り)



Q. 枠もドアと同じヴィンテージフィニッシュにできますか?
こちらも弊社では承っておりません。
主な理由は以下の通りです。
- 現場加工で塗装面が傷つきやすい
- 全体が重たい印象になりすぎてしまう
ヴィンテージ加工を施したドアは、それだけで十分な存在感があります。
枠はあえて異なる仕上げにして、ドアを引き立てるデザインにするのがおすすめです。
Q. ドアと同色にしたいのですが、何色がおすすめですか?
木は自然素材であり、一つとして同じ表情を持つものはありません。
そのため、全く同じ色に仕上げることは難しく、弊社でサンプルをお出ししても、
実際にお客様が取り付けられる木材の色味や質感によって、色味が大きく異なることが多々ございます。
「ある程度でいいから揃えたい」という場合でも、見る人や現場の光の加減によって色の感じ方が異なりますため、
最も確実なのは 現場で実際に見て塗装していただくこと です。
その点を踏まえたうえで、弊社で過去に色を検討した際の参考データを以下にご案内いたします。
あくまで一例としてご活用くださいませ。
ドア→(米松)ヴィンテージフィニッシュ(ウォルナット色を塗装)
枠 →(米栂)(各色味を2度塗り)





