こんにちは、木製ドアコンシェルジュの北村です。
古民家リノベーションにおいて、最も頭を悩ませるのが「建具の調和」です。 せっかく風情ある古い土壁や柱を残しても、そこに量販店の新品ドアをはめ込んだ瞬間、そこだけが「浮いて」見え、取って付けたような印象になってしまった……という失敗は少なくありません。
なぜ、あなたの選んだドアは土壁に馴染まないのか。 本日は、古民家の美しさを引き出し、現代の生活に必要な性能を付加するための「馴染ませるロジック」を徹底解説します。
1. 土壁に馴染むのは、「視覚的理論」である
素材の質感の対比で決まる黄金比
古民家の空間が洗練されて見えるかどうかは、素材の「質感の対比」で決まります。 私たちが提唱するのは、「マットな土 × 重厚な木 × 硬質な鉄」という黄金比です。

(土壁のマットな質感と、ヴィンテージ加工を施した木製ドアの重厚な調和)
- マットな土:光を吸収する土壁には、光沢のある建材は天敵です。
- 重厚な木:古材の柱に負けない、ヴィンテージ加工を施した本物の木肌が必要です。
- 硬質な鉄:輪郭を強調するアイアン(鉄)を加えることで、空間に「現代の締まり」が生まれます。
単に「古いものに似せる」のではなく、あえて洋風のアイアン格子を差し込むことで、和風の枠を超えた「レトロモダン」な空間が完成するのです。
2. 「懐かしさ」の裏側に、現代のスペックを仕込む
快適性と意匠性の両立
古民家暮らしの最大の懸念点は、快適性の不足といった現実的な弱点です。 WOOD DEPOTのドアは、見た目のヴィンテージ感とは裏腹に、しっかりとしたスペックを完備しています。
強化ペアガラスの採用:意匠性を損なうことなく、断熱性と結露防止を実現しています。
快適構造:古い家特有の「隙間風」をシャットアウトし、家の気密性を高めることが可能です。
「かつての趣」を楽しみつつ、暮らしの快適さを補完する。 これこそが、令和の古民家リノベーションにおける正しい投資の形です。

(薪ストーブの温もりと呼応する室内ドア。静寂な時間に溶け込むデザイン)
3. 【再現レシピ】この空間を実現するセットリスト
世界観を手に入れるための具体的構成
「センスがいいからできる」のではありません。 「正解を知っているか」の違いです。 この世界観をそのまま手に入れたい方のために、具体的な構成(レシピ)を公開します。
【レシピ1】土壁に映える「玄関」セット
このドアセット(約31万円〜)は、単なる「入口の板」ではありません。 家の顔を刷新し、古民家だからこそ「家の資産価値」への投資です。
COMBINATION
【レシピ2】光と風を通す「室内」セット
暗くなりがちな古民家の廊下に、光を届ける仕掛けです。







