時を刻むほどに美しく。お店と共に「育つ」本物の素材
最近の店舗リノベーションや新築店舗では、メンテナンスのしやすさから、アルミやプラスチックといった工業製品が選ばれがちです。 しかし、それらは完成した瞬間が美しさのピークであり、時が経つにつれて「陳腐化(古びて価値が落ちること)」していくのを避けられません。
私たちがご提案したいのは、その真逆。お店の歴史と共に味わいが深まる、本物の素材を活かした空間づくりです。

1. 錆びゆくさまを愛する、アイアンの素朴な質感
ありのままの表情を楽しむ「生きた素材」
鉄のハンドル、無骨なアイアン格子、そしてドアの足元を守るキックプレート。 これらに軽くマットでクリア色の錆保護塗装を施しているものの、あえて分厚い錆保護塗料を塗らず、素材そのものを「ありのまま」に感じていただけるような仕上げにしている理由があります。
それは、鉄が美しく錆びていくさまを、オーナー様自身が目の当たりにできる幸せを感じていただきたいからです。
五感で楽しむ満足感: 湿気や空気に触れ、少しずつ表情を変えていく鉄の深い色調。
本物だけが持つ手触り: 毎日お客様が手に触れるハンドルが、しっとりと馴染んでいく独特な感触。
工業化された無機質で味気ない材料とは対照的に、この「生きている素材」に干渉する瞬間の喜びこそが、オーナー様にとっての所有する満足感に繋がります。

2. 流行に左右されない、本物の木肌が作る格
「古さ」が「価値」に変わる瞬間
アイアンを支える木製玄関ドアもまた、同じように時を刻みます。 職人の手仕事が感じられる力強い木肌は、日光や風雨に晒されることで、唯一無二の風合いへと育っていきます。
傷のひとつひとつ、錆のひとすじさえもが、その場所でお客様を迎えてきた時間の証(あかし)となります。 お店と経年を共にし、物語を感じさせる要素がサロンやカフェの格をそっと引き上げてくれるのです。

3. オーナー様だけが味わえる「育てる」贅沢
手入れをしながら、共に年を重ねていく
もしあなたが、このドアのオーナーになったなら。 雨上がりに少し表情を変えた錆の質感に気づいたり、使い込むことで艶が出てきた木肌に愛着を感じたりするはずです。
「手入れをしながら、共に年を重ねていく」
そんな関わり方ができるのは、素材本来の力を信じて「本物」を選んだオーナー様だけの特権です。 無機質な素材に囲まれた生活では味わえない、心が充足する瞬間を想像してみてください。

まとめ:本物に干渉する贅沢を、あなたの日常に
派手な装飾で飾るよりも、素材そのものが持つ力強さや、経年によって生まれる「美化」を大切にする。 それは、自分自身の価値観を反映させた、こだわりの店舗デザインを実現するための第一歩です。
WOOD DEPOTでは、経年変化をマイナスと捉えるのではなく、お店の物語を紡ぐ「幸せ」として楽しめるような、素朴でありながら上質な木製ドアとアイアンパーツをご提案しています。
あなたの理想のお店に、時と共に育っていく「本物」の温もりを添えてみませんか?












