店舗のオーナーさんへ。
お店の改装やリニューアルで、玄関ドア選びは一番楽しいけど、一番悩むところですよね。特に木製ドアの「片開き」「親子」「観音開き」の3パターンがあって、どれがベストなのか悩むところですね。
今回は、この3種類を「見た目の迫力」「日々の使いやすさ」「お財布事情」の3つのポイントで比較します。あなたのお店にぴったりの「顔」を見つけていきましょう!
◼️玄関ドアの3択を徹底比較!お店の「顔」の決め方
[point 1]どっちが一番「お客様を惹きつけるか?」(見た目と迫力)
木製ドアは、お客様との最初の握手。どのタイプを選ぶかで、お店の印象はガラッと変わります 。
【ドアの種類別:見た目とお店の相性】
「片開きドア」
どんな見た目?: スタンダードなドア。素材の質感(木のぬくもり)とデザインにこだわりが集中する。
どんなお店に向いている?: カフェ、小さなサロンなど、親しみやすさと素材の「本物感」を重視したいお店 。
選択のポイント: もしあなたが「美容室(OWNERS BLOG:
美容室の入り口から始まる空気のデザイン『改装前に見ておきたい実例』
)」のように、清潔感と温かさ、そしてプロ意識を伝えたいなら、片開きドアで素材の良さを際立たせるのが賢い選択です。

「親子ドア」
どんな見た目?: 大きなドアと小さなドアの組み合わせ。普段は片開きだけど、見た目は豪華。
どんなお店に向いている?:幅は取りたいけど、観音開きほどのスペースはないお店。デザイン性と実用性のバランスが良い。
選択のポイント: もしあなたが「洋菓子店(OWNERS BLOG:
古民家カフェをかたちにするご夫婦の挑戦『優しい焼き菓子とコーヒーのお店』
)」のように、温かい光と、開放感を最大限に演出し、お客様への「ウェルカム」の姿勢を表現するなら賢い選択です。

「観音開きドア」
どんな見た目?: 映画みたいに両側に開く「超豪華」な見た目。最も迫力があり、格式高い印象。
どんなお店に向いている?: ハイブランドのブティック、高級レストラン、ギャラリーなど、「非日常感」と「豪華さ」を強調したいお店。
選択のポイント: もしあなたが「カフェ(OWNERS BLOG:
女性バリスタが選んだ空気に馴染む木製玄関ドア『ソフトヴィンテージ仕上げ』
)」のように、ローケーションやこだわり抜いた空間を妥協することなく貫くなら賢い選択です。
[point 2]オープン後が快適なのはどれ?(機能と使いやすさ)
日々の営業や、年に数回の大きな作業の効率を考えてみましょう。
【ドアの種類別:機能とメリット】
「片開きドア」
日常使いは?: 単純構造なので機密性が良いので、冷暖房効率などを確保しやすい
。
メリット: 部品がシンプルなので、建て合わせや調整が少ない。
デメリット: 大型の什器搬入に制限がある。

★片開きドア施工詳細図 ★【玄関ドア用】 片開き戸枠セット ※無塗装・外開き(気密枠) ID-896
「親子ドア」
日常使いは?: 普段は片開きとして使い、省スペースで重厚感や雰囲気に豊かさを与える。
メリット: 大型商品の搬入や、ストックの補充時に、小さい方のドアを開けて幅を広げられるのが最強の味方!
デメリット:ドアの「合わせ目」が増えるため、気密性は片開きに比べやや劣る、施工時など必要に応じて建て合わせや調整が必要。

★親子ドア&観音開きドア施工詳細図 ★【玄関ドア用】観音・親子 兼用 枠セット ※無塗装・外開き(気密枠) ID-897
「観音開きドア」
日常使いは?: 開放感が最強、普段は片開きとして使い、必要に応じて扉を開放する。
メリット: イベントなどで「全開」にして外側と内側をつなぐ一体感を演出したい時に大活躍。
デメリット:ドアの「合わせ目」が増えるため、気密性は片開きに比べやや劣る、施工時など必要に応じて建て合わせや調整が必要。
使い心地のヒミツ: 片開きドアは大人しめだけども扱いやすい。親子ドアや観音開きドアは、圧倒的な存在感がございますが、少し複雑構造。それぞれ一丁一端がございます。
[point 3]「お財布事情」はどうなる?(価格と予算)
これは切実な問題ですね。結論から言うと、ドアの枚数と金物の数でコストが決まります。
「片開きドア」構造がシンプルなので、一番お安くなります。
ID-851 plan(施工に必要なフルセット)・・・参考価格:約34万円

「親子ドア」ドア本体2枚と特殊な固定金物が必要なため、片開き戸より価格がグッと上がります
。ID-953 plan(施工に必要なフルセット)・・・参考価格:約49万円
「観音開きドア」親子ドアと同様に、最も部品と材料を使うため、一番高額になります。ID-937 plan(施工に必要なフルセット)・・・参考価格:約58万円

「豪華さ」と「予算」のバランスが一番難しいところ。もし予算が限られているなら、片開きドアを選び、浮いた予算を「気に入った金物」や「オシャレな照明」等に回すのも、プロのこだわりを演出する賢い方法 。
◼️まとめ:最高の「顔」の選び方
結局、どのドアが正解というのはありません。
「豪華な迫力と開放感」にお金をかける → 観音開きドア
「見た目の幅も欲しいけど、実用的なのが一番」 → 親子ドア
「シンプルに、スタンダードさを優先したい」 → 片開きドア
あなたのビジネスの「想い」と「日々の使い方」に正直になって、ベストな選択をしてください。
迷ったら、ウッドデポにご相談ください! 3つの選択肢のメリット・デメリットを、あなたの店舗の間取りに合わせて具体的にアドバイスいたします。