お客様との「最初の握手」|ドアノブに投資すべき本当の理由
こんにちは、木製ドアコンシェルジュの北村です。
店舗の仕様を決める際、見積書を見てふと立ち止まることはありませんか? 「ドアノブひとつに8万円…? デザインが良ければ、もっと手頃なものでも十分ではないか」と。
確かに、機能としては扉を開閉するだけの道具です。 しかし、これから大切なお客様を迎え入れるお店を作ろうとされているオーナー様に、私はあえてこう進言します。
「内装費を少し調整してでも、ドアノブには投資してください」
なぜなら、ドアノブはお客様が唯一、お店に直接「触れる」場所だからです。 本日は、たかがドアノブが、いかにしてお客様との最高の「握手」に変わるのか。その理由をお話しします。
■ その一瞬の「重み」が、信頼感を決定づける
「指先の温度」が伝える、見えないおもてなし
お店の壁紙や床材、どんなに高級なものを使っても、お客様がそこを撫でることはまずありません。 しかし、ドアノブだけは違います。 来店されるお客様のほぼ全員が、必ず一度はその手に触れます。

(中身の詰まった真鍮無垢の塊。この密度が、手触りの良さを生みます)
ずっしりと中身の詰まった真鍮無垢の塊は、ひんやりとしつつも、どこか人肌のような温かみを含んでいます。さらに、真鍮には「殺菌作用」という隠れた機能美もあります。
不特定多数の方が触れる場所だからこそ、この「見えないおもてなし」が、オーナー様の優しさを密かに伝えてくれます。 この「重み」と「清潔さ」こそが、お店の格式を言葉以上に雄弁に語るのです。
■ 使い込むほどに輝きだす「勲章」
10年後、飴色に育ったノブが繁盛店の証になる
真鍮無垢という素材の最大の魅力。それは「時間の流れを味方につける」ことです。 多くの人が触れ、使い込まれることで表面の黒染めが研磨され、その下から鈍く光る「黄金色」が顔を出します。

(使い込まれて育ったノブ。これが繁盛店の証です)
これは単なる経年変化ではありません。「それだけ多くのお客様が、この扉を開けてくれた」という証であり、繁盛店だけが持てる「勲章」です。お店の歴史と共に育っていく相棒を持てることこそ、本物を選ぶオーナー様だけの特権です。
■ 1日あたり「23円」|長期視点で考える投資価値
それでも価格が気になる方へ。少し計算をしてみましょう。 写真の真鍮ドアノブ(ID-1039)の価格は、約82,500円です。 これを仮に10年使うとして日割り計算すると、1日あたり、たったの「約23円」です。
わずか数十円のコストで、毎日すべてのお客様と最高の握手ができるとしたら。 そして、その握手がお客さまの記憶に残るワンシーンを作ってくれるとしたら。 これは決して高い買い物ではないはずです。
■ 【新色登場】最初から馴染む「アンティークブラウン」
職人の手仕事が生んだ、絶妙なヴィンテージの色気
「オープン時から、程よいヴィンテージ感がほしい」というご要望にお応えして、待望の新色「アンティークブラウン」をリリースいたしました。

(黒でも金でもない、絶妙な色気。実物はもっと素敵です)
職人が手仕事で仕上げた、何とも言えない色気のある風合いです。写真では伝えきれない質感も含めて、ぜひその目で詳細をお確かめください。

