2018年01月16日(火)
サイズオーダーできる木製室内ドアで 簡単リフォーム[前編]
お客様より、よくあるお問合せをご紹介します。
「現在住んでいるお家のドアをウッドデポの木製ドアに取り替えたいのですが・・・」
「マンションのリノベーション工事中ですが、ドアの設置する場所が梁下で天井が低いので・・・、少し高さの低い木製ドアはございますか?」
「新築の際、リビングドアだけウッドデポの木製ドアを採用したのですが・・・、その他の部屋も揃えたくなったのでメーカーのドアを交換可能ですか?」
などなど・・・以前より、たくさんのお問い合わせいただいておりました。
しかしながら既製サイズのみの取り扱いの為、ご要望のドアサイズに合わすことができずご期待にお応えすることができませんでした・・・。
そんなたくさんのお客さまからのお声にお応えすべく、サイズオーダードア対応ができるようになりなりました。
サイズオーダーという意味は(ご存知の通り、洋服オーダーなどに良く使われている言葉ですね。)
全てお客様のご要望通りのドアを製作するのではなく、もともとあるウッドデポの木製ドアのラインナップを使用して
限りなくお客様のご要望にお応えできるようにするという事です。
例えば、材質や基本的なデザインは変更できませんが、
ご要望サイズに合わせて、既製の範囲内であれば自由にサイズ選択が可能です
今まではサイズが合わないのであきらめられていたのが、
お客様のご要望サイズでウッドデポの木製ドアをご注文いただけるわけです。
大がかりな工事は必要なく簡単にドアの交換だけで済みますので、早速、実際に私の住むマンションで木製ドアのリノベーションを行いました。
まずは交換したい既存ドア本体のサイズをはかります。
『H(高さ):1980mm × W(幅):790mm × D(厚み):35mm』
D(厚み)は既製サイズが35mmとなっておりますので厚みが若干前後する場合は少し検証が必要です。
私の住むマンションのドアの厚みは35mmで同じでしたので高さ、幅、厚み全て既製サイズの範囲内ですので適合となりサイズオーダー可能となりました。
さて、私が選んだ木製ドアはこちらになります。
既成サイズ: H(高さ):2032mm × W(幅):813mm × D(厚み):35mm
サイズオーダーサイズ: H(高さ):1980mm × W(幅):790mm × D(厚み):35mm
それではサイズオーダードアにカスタマイズしていきます。
(1)で希望のサイズになるように木製ドアをカットいたします。
(2)専用機械を使って本来もつ魅力ある装飾掘りを損なわないよう同じ形のホゾ加工で復元いたします。
(3)ホゾ継とダボ継を施していきます。
ホゾ組とは・・・突起と溝の組み合わせることで強い強度で木と木を接合する方法
ダボ継とは・・・専用の丸棒(ダボ)を木と木両方に穴をあけ打ち込んで接合する方法
(4)接着材で固定し希望サイズに復元し完成です。
【 ウッドデポでもオプション加工のご注文ができるようになりました! 】
ドアご購入と同時にオプション加工をご注文いただけば、ドアノブ穴・丁番堀込などの加工を施したドアの納品が可能です。
現場の大工さんや施工業者さんの作業は、非常に多岐にわたります。そんな作業の負担を少しでも軽くするために、ウッドデポのオプション加工は始まりました。
オプション加工の商品はコチラ 》》『オプション加工 商品一覧ページ』
詳しくはこちらの記事もご覧ください 》》『ウッドデポのオプション加工をおススメする理由』
完成したサイズオーダーの木製ドアを搬入しました。
ドアノブも木製ドアにあわせて交換。
ノブ穴加工も施しました。
後編にて写真でご説明いたしますが、既存のノブストライクプレートを利用しますので既存ドアノブの高さをはかり、木製ドアも同じ高さに合わせてノブ穴加工を施します。
既存の丁番を流用します。この丁番はボルトオンで木製ドアに取付可能なタイプでしたので
新しい丁番を購入する必要がなくコストダウンになりました。
ボルトオンとは・・・ビスを外して交換するだけで、そのまま使える手軽さという意味です。
丁番を外してドアを外します。
ドアに2枚を上下重ね合わせて写真の点線のように既存丁番の位置を正確に定規をあてて木製ドアに鉛筆で印をつけます。
次に丁番を外して鉛筆の印位置に正確に取り付けます。
後編は、サイズオーダーの木製ドア取り付け編です。