2016年7月18日(月)
私がこだわるヴィンテージなアイアン格子ドア
現在の住宅や店舗などに使われている多くのドア素材は
新建材を利用した工業製品が主となります。
もう少し具体的な素材をご紹介すると
プラスチック樹脂をはじめとする
塩化ビニルシート張り、化粧合板など素材が主なようです。
それらの材料は手間いらずなので工期短縮になり
完成した時に整然と見た目がきれいに仕上がるのが特長です。
そういったドアとは対象的な
私がこだわった木製ドアをご紹介します。
少し時間はかかるけれども
あえて手間をかける
不規則で傷が入っていたり
少しシミがあったり汚れていたり
などなど・・・
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こちらの写真は格子や溶接部分のこだわりです。
素材はアイアン(鉄)で
縦と横の接合部分は私が溶接をしています。
ハンドメイドならではを心がけ
磨き上げて黒光りした感じを出します。
そしてきれいになりすぎないように
アイアン(鉄)特有の
硬質感と武骨な表情をあえて大切に仕上げていきます。
ノスタルジックなガラスとも相性がいいですね。
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こちらの写真はヴィンテージ加工した木製ドアのこだわりです。
例えて言えば、ジーパンのダメージ加工のようなもので
新品の木製ドアにあえてダメージをくわえます。
虫食い穴
打痕
ひび割れ
そして表面を全て削りだして
一枚として同じ模様がない木目を更に
何十年も使い古されたような凹凸感を丁寧に再現していきます。
最後に全面ワックスがけをして
古びた感じを引き出すように磨き上げて
優しい光沢が出るよう仕上げていきます。
新品のドアで、長い年月を刻んだアンティークドアのような風合いをお楽しみいただけます。
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ウッドデポのショール―ムに取り付けてみると
インダストリアルランプと自然素材などとの相性がいいですね。
お好みの家具や照明と合わせれば
クールで重厚な空間演出が実現できる本物志向。
こだわりのヴィンテーメイド・アイアン格子ドアのご紹介でした。
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画面左のドアを見る: 木製ドア(室内ドア) インダストリアル・アイアン格子ドア 無塗装
画面右のドアを見る: 木製ドア(室内ドア) ヴィンテージフィニッシュ・インダストリアル・アイアン格子ドア