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2025/11/17
極上の素材感『ヘビーヴィンテージ仕上げ』
■ ただの古さではない。空気をつくる質感。
ヘビーヴィンテージ仕上げの木製玄関ドアを語るうえで、
一番誤解されやすいのが
「古く見せているだけ」
というシンプルな表現です。
でも、実際のヘビーヴィンテージ仕上げはそんな軽いものではありません。
写真のように、木目の奥にまで深く刻まれた傷、
削り跡が交差するランダムな表情、
角の擦り減り方、陰影の出し方――
これらはすべて 極上の匠の技 によって作り込まれています。
ヘビーヴィンテージ仕上げが目指しているのは、
ただ“古く見える”ドアではなく、
■ 「受け継がれ100年ぐらい経たかのような、圧倒的な存在感を持つ素材感」
そのため、
・刃物を引くような粗い削り
・自然乾燥で生まれるような凹凸
・風雨を受け続けた木肌のような深いクラック
・長年日に焼け茶色く燻んだのような奥行きのある発色
これらを一枚一枚に施し、
木が本来持っている“歴史”を前面に引き出します。
■ 空気を変えるのは、質感そのもの。
この仕上げが特別なのは、
見た目がアンティーク調というだけではなく、
空間の空気そのものを変えてしまう力があるということ。
現場でよく感じるのですが、
ヘビーヴィンテージ仕上げの木製ドアがひとつそこに立つだけで
店の雰囲気がガラッと変わります。
植物と合わせれば“自然の世界”が濃くなる。
コンクリートと合わせれば“無骨な異素材感”が際立つ。
古民家なら“時間の重なり”が馴染む。
まさに 存在そのものが世界観の中心 になる木製玄関ドアです。
・次回のブログでは実際の観葉植物屋さんの導入事例を詳しくご紹介いたします。
■ ヴィンテージ“風”ではなく、ヴィンテージ“級”。
私たちが作っているのは、簡易的な加工ではありません。
本物の100年物に負けない密度とストーリー性。
これがヘビーヴィンテージ仕上げの本質です。
新品なのに圧倒的な存在感があり、
ドア一枚で空間が語り始める。
そんな存在感を求めている店舗や住宅に、この仕上げは抜群にフィットします。