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2025/04/08
“好き”から始まったボタニカルショップという、新しい暮らしの形。

観葉植物とカフェが融合した、唯一無二の空間
今回訪問させていただいたのは、観葉植物とカフェが融合した、唯一無二の空間。
「ただの観葉植物屋さんじゃないんです」と話すオーナー。
“好き”をきっかけに始まったこの場所には、植物だけでなく、人が自然と集まりたくなる空気感と温かさが詰まっていました。
自分らしく、自由に育てる「ボタニカルな暮らし」
「観葉植物って聞くと、ちょっと古いイメージを持たれる方も多いですよね。だからあえて“ボタニカルショップ”って呼んでるんです」
そう語ってくれたオーナー。モンステラやホヤなど、珍しい品種や香りの楽しめる植物たちが並び、それぞれの魅力を丁寧に説明してくれました。
植物への愛情とこだわりが、店内のあちこちから伝わってきます。
カフェと植物、垣根を越えた空間作り
「興味がない人でも、ふとコーヒーを飲みに来た時に植物に惹かれるかもしれない。そんなきっかけになればいいなと思って」
観葉植物の魅力をより多くの人に届けるために、カフェスペースも併設。
「植物屋さん」だけにとどまらず、垣根を越え発信していきたいという思いが、空間全体に表れています。
味のある空間とDIY精神
お店自体は、もともと古い一軒家をベースに改装。
昭和レトロの雰囲気をそのまま活かした1階の壁や天井剥き出し、そしてノスタルジックな2階雰囲気など、昔と今が混じり合う“ハイブリッド”な空間に。
「こだわりたい気持ちが止まらなくて…でも、それが楽しいんですよね」
“ホヤ”への情熱と、これからの夢
「ホヤが特に好きなんです」
そう語りながら教えてくれたのは、花が咲くとカカオやアップルティーの香りがする種類もあるという話。
「ホヤって、あまり知られていないけど本当に奥が深い。もっとたくさんの人に知ってほしい」
店内にはホヤを吊るすためのフックやアイテムもすでに設置されていて、これからますます“ホヤ愛”にあふれる空間へと進化していきそうです。
植物を通じて、ひとと出会い、コミュニティが生まれる場所に
この場所は、ただ植物を売るだけの場所ではありません。
来た人が植物を見て、香りに癒され、コーヒーを飲みながら店主と会話をし、自分らしい暮らしのヒントを見つけていく場所。
「ここで過ごす時間が誰かのインスピレーションになれば嬉しい」
そんな思いが詰まったこのお店には、これからもっとワクワクが詰まっていく予感がします。
植物が好きな方も、なんとなく気になる方も。
ぜひふらりと、訪れてみてください。
あなたにとっての“お気に入り”が、きっと見つかります。