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2014年12月25日(火)

DIYで作り付けマガジンラック

ウッドデポのショールームに
DIYで作り付けマガジンラック製作したお話をいたします。

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まずは材料などのご紹介です。

バインダーに挟んである紙は簡単なラフスケッチ図面。

細い黒い棒状のものはアイアンバー。
そして木の角材です。

特別な材料ではございません。
アイアンバーは丸鋼、直径1cm(10mm)の鉄筋。
木の角材はSPFの3cm(30mm)×4㎝(40mm)×182cm(1820mm)。
ホームセンターに行けば簡単に入手できる材料です。
それをそれぞれ適当な長さにカットしました。

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ある程度加工が終われば
次は塗装工程に入ります。

仮組などもして大体イメージ通りにできているか確認します。

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ご存じの方もいらっしゃる事と思いますが
本当に長い年月を経ているアンティークな木でできた物は

虫に食われ小さな穴が無数に開いていて

打痕やひび割れ

年輪ごとに痩せて表面が凸凹になっていたり

長い年月をかけ味のある茶褐色に変化していきます。

単にそのまま着色しても十分なのですが、、、

そこはやはりヴィンテージ加工で表現しました。

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アイアンバーも
錆びた感じを出そうかと考えましたが

最初からいい感じの質感がありましたので
そのまま使用することにしました。

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いよいよ壁に取り付けです。
取り付けに必要な材料などのご説明をします。

壁仕上:漆喰、厚み3~5mm

壁材:プラスターボード(石こうボード)12.5mm

写真右:インパクトドライバー
この電動工具があればいろんな事ができるようになります。
ですのでDIYには重宝する欠かせない道具の一つです。

写真真ん中:造作用のスリムビス
ビスの頭部分や先端部に鋭利な特殊処理が施され
木部にねじ込む際に木が割れたりせずに無理なく締めこめる。

写真左:ボードアンカー
これを壁にねじ込みます。
壁とフラットになるまでねじ込んで
スリムビスをねじ込む受け皿を作ります。

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マガジンラックを取付いたしました。
取付位置は高さやワイドをバランスや使い勝などを考慮して

ワイドは窓端から壁の終わりまでの中心に配置。

一段目の高さはお客様のお子様用に合わせての小さな絵本スペースに

二段目の高さは「&home」や「LiVES」などインテリアデ雑誌関連が見やすいように

三段目の高さはヴィンテージフィニッシュドアやアンティークフィニッシュドアなどのカットサンプル展示や
タブレットなどを置いて
ウッドデポのウェブサイトで木製ドア達をお客様に楽しくプレゼンテーションができるように、、、

などなどいろいろ使用用途を事前に考えておりました。

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取り付け方としてこだわった部分をご紹介します。

上の写真のアイアンを受ける木製ブラケットの正面に
少し大きい黒い穴がございます。
実はここから造作ビスを予め仕込んであるボードアンカーめがけてネジこみ固定しました。

ビス穴をわざとずれた位置にして

パテや塗料でタッチアップして

少し大きめの虫食い穴のようにカモフラージュしました。

下部のマガジン受の棚板も同様の手法で取付ました。

教えなければ誰も気が付かないぐらいで上手くいきました。

節や打痕、虫食い穴のような部分を

欠点ではなく長所としてとらえてあえてカッコよくスタイリッシュに見せれたら
素適ですね。

アイアンバー(丸鋼鉄筋)も最初から表面が劣化しいい感じの表情をしてますね。

おもむろに雑誌を並べてみました。
完成です。

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