玄関ドアの「枠」とは、ドア本体を建物に取り付けるための土台となる部分のことです。ドアそのものではなく、ドアを囲むように設置される部材を指します。
玄関ドア枠の役割
- ドア本体を建物に固定する
- ドアの開閉を支える
- 建物側との取り合い(つなぎ目)をつくる
- ドア周辺の納まりを整える
玄関ドア枠は、上部の「上枠」、左右の「縦枠」、そして足元の「下枠」の3種類で構成されています。それぞれの位置と役割を、次の図解で確認してみましょう。
2025/12/14
更新日:2026/09/04
木製玄関ドアを検討されている施主様へ。
「玄関ドアの枠」と聞いても、ドア本体との違いがよくわからない方も多いのではないでしょうか。実はこの枠、特に足元にある「下枠」は、雨水や隙間風とも関わりのある大切な部分です。
今回は、玄関ドア枠の基礎知識から、下枠の役割、雨水・隙間風との関係まで、図解を交えて分かりやすく解説します。
玄関ドアの「枠」とは、ドア本体を建物に取り付けるための土台となる部分のことです。ドアそのものではなく、ドアを囲むように設置される部材を指します。
玄関ドア枠は、上部の「上枠」、左右の「縦枠」、そして足元の「下枠」の3種類で構成されています。それぞれの位置と役割を、次の図解で確認してみましょう。

下枠は、玄関ドアの足元部分に設置される枠です。人やものが実際に通過する場所であり、屋外と室内の「境目」にあたるため、雨水や風の影響を最も受けやすい部位でもあります。
| 部位 | 主な役割 | 関係の深い機能 |
|---|---|---|
| 上枠 | ドア上部を支える | 建物との取り合い |
| 縦枠 | 左右を支え、開閉を安定させる | 建物との取り合い |
| 下枠 | 足元の納まりをつくる | 雨水・風の影響を受けやすい |
| ドア本体 | 開閉する部分 | 素材・デザイン・気密材 |
下枠に関わる設計:下枠部分に、内部側が外部側よりも一段高くなるような段差のある形状を設けることで、雨水の浸入を抑えやすくなります。

強い吹き降りの際にも、この段差が水の流れを堰き止める働きをします。

雨水が室内側へ回り込むのを抑えることで、水まわりのトラブルへの不安を軽減できます。ただし、雨水対策は下枠の形状だけで決まるものではなく、枠と壁の取り合いや建物全体の防水施工の状態にも左右されます。施工業者様とあわせてご確認いただくことをおすすめします。

枠に関わる設計:ドアを閉めたときに隙間風を抑えるためのパッキンが、枠とドアの間に備わっていることが望ましいとされています。

気密性が保たれていると、冷暖房効率の面でもプラスに働きやすく、室内側を快適な温度に保つ助けになります。

外部からの音の伝わり方も緩和されやすくなります。なお、隙間風の入りやすさは、パッキンの有無だけでなく、ドアと枠のクリアランスや施工状態など複数の要因が関わります。

木製玄関ドアを検討するときは、ドア本体のデザインや素材だけでなく、組み合わせる枠まで含めて考えることが大切です。ドアと枠が合っていて初めて、開閉のしやすさや見た目のまとまり、雨水・隙間風への配慮が活きてきます。
WOOD DEPOTでは、枠の加工・塗装の仕様についてもオプションで選べるようになっています。枠の仕様について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。