CONTENTS|目次
- 1. はじまりは15年前、ショールームの端材から
- 2. 7年前の転機。ネイビーへの塗り替えと「手仕事」
- 3. 「経年劣化」ではなく「経年美化」という贅沢
- まとめ:あなたの「こだわり」を、時とともに育てる
- コンシェルジュ北村からのご案内
こんにちは、木製ドアコンシェルジュの北村です。
お店の顔となる「看板」。新築時やオープン時は綺麗で当たり前ですが、数年、十数年と経った時にどう見えるかまで想像したことはありますか?
私たちWOOD DEPOTには、15年以上大切に使い続けている「自作の看板」があります。今回は、端材から生まれた一枚の看板が、風雨に晒されながら「本物のアンティーク」へと育っていく過程をご紹介します。
これから店舗改装やリノベーションを控えている皆様に、「本物の素材を選ぶことの価値」を感じていただければ幸いです。
1. はじまりは15年前、ショールームの端材から
この看板の歴史は、今から15年ほど前に遡ります。当時の旧ショールームを改装した際に出た、無垢のフローリング端材。それらを繋ぎ合わせて作ったのが、この看板の土台です。

(15年前の初期デザイン。ホワイトのアンティーク塗装に旧ロゴをあしらった優しい表情でした)
当時はホワイトのアンティーク塗装仕上げ。手書きのロゴがどこか懐かしく、温かみのある表情でお迎えしていました。無垢材だからこそ、この時点ですでに「既製品にはない味」が漂っていました。
2. 7年前の転機。ネイビーへの塗り替えと「手仕事」
看板を作ってから約8年が経過した頃、ブランドイメージの刷新に合わせてリメイクを行いました。選んだのは、深みのある「ネイビーのアンティーク塗装」です。

(一つひとつの文字を丁寧に手書き。この「ひと手間」が、のちの表情に深みを与えます)

(リメイク直後の様子。まだ「新しさ」が残る、鮮やかでマットなネイビー仕上げです)
ベースにクラック(ひび割れ)塗装を施し、その上からネイビーを重ねることで、塗りたての状態でもヴィンテージ感を演出しました。しかし、ここからが本当の「魔法」の始まりでした。
3. 「経年劣化」ではなく「経年美化」という贅沢
それからさらに7年。看板は休むことなく、外で風雨や直射日光に晒され続けました。 普通、合板や樹脂製の看板であれば、表面が剥がれたり色褪せたりして「見窄らしく」なってしまうところですが、無垢材にアンティーク塗装を施した看板は違いました。

(現在の姿。7年の歳月が、塗装を剥がし、木の色を浮き上がらせ、本物のシャビーな質感を創り出しました)
見てください、この圧倒的な存在感を。 人工的には決して作り出せない、「本物のシャビーシック」な雰囲気を纏っています。塗装が剥がれた部分から覗く木肌、湿気と乾燥を繰り返して刻まれたクラック。これこそが、私たちが提唱する「経年美化」の真髄です。
まとめ:あなたの「こだわり」を、時とともに育てる
店舗改装やリノベーションにおいて、多くの人が「完成した瞬間」をゴールに設定してしまいます。しかし、本物の素材——木材や職人の手による塗装——を選べば、建物や設備は完成してからがスタートになります。
時が経つほどに愛着が湧き、お店の歴史を語ってくれる。 そんな「育つ楽しみ」があるお店づくりを、私たちと一緒に始めてみませんか?
私たちは木製ドアを通じて、あなたの理想の空間づくりをお手伝いさせていただきます。
コンシェルジュ北村からのご案内
「自分のお店でも、こんな雰囲気の木製ドアを取り入れたい!」と思われた方は、ぜひ一度WOOD DEPOTのラインナップをご覧ください。