CONTENTS|目次
- 1. コンテナの鉄板端材が魅せる、インダストリアルな造形美
- 2. 圧倒的な個性を放つための「パーツ選び」の鉄則
- 3. 周囲に追随を許さない、店構えの完成
- 4. 扉の先に、オーナー様の「意志」を感じさせる空間を
こんにちは、木製ドアコンシェルジュの北村です。
店舗オーナー様にとって、お店の「顔」であるエントランスは、お客様を迎え入れる大切なステージです。こだわりのヴィンテージ仕上げを施した木製ドアを選ばれたなら、次に考えるべきは、その扉を守り、魅力をさらに引き立てる「庇(ひさし)」の存在です。
「せっかくのドアが目立つのに、庇が普通すぎて馴染まない」 「無難なデザインではなく、強烈なアクセントでお客様の目を引きたい」
そんな夢をお持ちの方へ。今回は、コンテナの鉄板端材を再利用し、あえて「無骨さ」を強調することで、店構えを劇的にオシャレに変えるポイントを伝授します。
1. コンテナの鉄板端材が魅せる、インダストリアルな造形美
スチールのタフな質感とヴィンテージドアの共鳴
今回ご紹介するのは、コンテナのボディーを切り出したスチール製の端材を、庇として大胆に利用した事例です。漆黒に塗装された波打つスチールは、WOOD DEPOTのヴィンテージ仕上げの木製玄関ドア全商品と、驚くほど相性が良いのです。

下から見上げた際の、コンテナ特有のタフな質感と重厚感は圧巻です。
2. 圧倒的な個性を放つための「パーツ選び」の鉄則
あえて「過剰なサイズ」を選ぶ勇気が、洗練を生む
この「庇」を完成させる上で、最も重要な技術的ポイントは、パーツのサイズ選びにあります。一般的な建築では控えめなサイズを選びがちですが、インダストリアルな雰囲気を極めるなら、「あえてワンサイズからツーサイズ大きめ」を選ぶことが不可欠です。

壁面には鉄アングル(6×65)を鉄M24という巨大な六角ボルトで固定し、庇をどっしりと載せています。

庇を受ける鉄アングル(6×50)を、鉄アイボルトM20と鉄ターンバックルで力強く吊り上げます。
もし、ここでパーツサイズを控えめにしてしまうと、せっかくの無骨な雰囲気が一気に損なわれ、中途半端な印象になってしまいます。オーバーサイズな部材が見せる「過剰なまでの堅牢さ」こそが、尖った個性を生むのです。
3. 周囲に追随を許さない、店構えの完成
細部に宿る「こだわり」が世界観を完結させる
細部のディテールにも抜かりはありません。壁面との接続部一つをとっても、既製品にはない「こだわり」を詰め込みます。

鉄プレートに鉄アイボルトM20を溶接した自作パーツを壁面に固定し、ターンバックルで庇を吊る徹底した造り込みです。

完成した庇は、木製玄関ドアと見事に調和し、お互いを強烈に引き立て合う最高のアクセントとなります。
【理想の店構えを実現するために】
WOOD DEPOTでは、ヴィンテージドアにふさわしい「本物の質感」を追求し続けています。今回のようなインダストリアルな庇に合うドア選びや、外観コーディネートについても、ご参考にしていただければ嬉しいです。
4. 扉の先に、オーナー様の「意志」を感じさせる空間を
庇は「雨除け」ではなく「ブランディング」の一部
店舗の外観における「庇」は、単に雨を凌ぐための道具ではありません。それは、オーナー様のこだわりや世界観を外部へ発信する、重要なグラフィックデザインの一部なのです。

あえて大きく、あえて無骨に。
そんな勇気ある選択が、周囲の風景を置き去りにするほどの圧倒的な存在感を放つお店を創り上げます。お客様が扉を開ける前から「ここは他とは違う」と期待に胸を膨らませる——。そんな店構えを、是非ご参考にしていただければこの上ございません。
情熱を持って作り上げた扉と庇が、貴方のお店に唯一無二の物語を刻むことをお約束します。