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2025/11/07
ロフト秘密基地化計画 Part 1『原点』
ずっと、散らかり放題だったショールーム上のロフト。
ここを「秘密基地」にしたい――そんな妄想だけは、ずーっと以前からございました。
ようやく、スイッチが入ったんです。片付けて、整えて、配置を変えて…気づけば空間に少しずつ「私の基地」感が出てきた。
イギリスからやって来たヤレたパインの足場板の床、灯油ランタンのやさしい光、キャンプ椅子とテーブルに、革のブーツ。誰にも邪魔されない、自分だけの“隠れ家”が、少しずつかたちになってきました。
ロフトに飾った「WOOD DEPOT号」── その原点は少年時代
そして今回のハイライトが、この秘密基地の中央にどっしりと陣取る一台。その名も「WOOD DEPOT CUSTOM DOOR WORKS号(ミニサイズ)」。
そう、実際に営業で走っている我が社の“看板カー”を、ほぼ実車そのままに再現したラジコンです。

これ、作り始めてから完成まで…なんと約7年。
パーツを集め、塗装し、荷台を組み、ルーフキャリアの荷物や、汚れのビンテージ塗装までこだわり抜いて、改造に改造を重ねてきました。
まだまだあるこだわったポイントご紹介! ・小さなモーターを仕込みワイパーを動かす。 ・ヘットライト、テールライト、ウインカー点滅。 ・エンジン音。 ・運転手“ウッディ”がまさに運転しているように動作する。 ・ステアリングと連動してハンドルがきれる。 ・etc.
【7年越しの挑戦】WOOD DEPOT RC号
職人の情熱を詰め込んだフルカスタムRCカー
磨き上げたビンテージ仕上げが今ここに
小学生の自分が教えてくれた「手で作る面白さ」
そもそも――
小学生の頃から、三度の飯よりプラモデル作りが好きで、休みの日は朝から晩まで、机にかじりついて作ってました。作っては壊し、また作って…そんな日々の中で、「手を動かして何かを形にする」っていうおのずと身についたと思います。

その頃の延長線上に、いまのWOOD DEPOTの木製ドアづくりがある。
だからこそ、あの頃の“無我夢中”が詰まったフルカスタムしたラジコンが、今の「秘密基地」にこうして置かれているのは、原点の象徴のようで、感慨深いんです。

遊び心から、またものづくりが始まる。
このロフトは、「仕事場」とはちょっと違う。でも、「仕事の源」は、間違いなくここにあります。
誰に見せるでもなく、ただ「かっこいいな」と思って並べたラジコンやランタン。革靴、無骨な道具、そしてヤレた木の床。すべてが、自分の中の“作りたい”を刺激してくれる存在。
手で作って、目で確かめて、時間をかけて整えていく。
その感覚こそが、WOOD DEPOTのドアづくりの根っこなんですよ。

次回予告:さらなる進化に向けて…
実は、ロフトはまだまだ進化途中。
次はラックを組んで、照明も調整して、什器も増やし自分の好きを表現する予定です。
“秘密基地化プロジェクト”、ちょっとづつ投稿してまいります。続編お楽しみに。
