玄関ドアに推奨している外部用ドア枠の重要性
玄関ドアは新築、リノベーション、店舗改装etc 様々な建物に幅広くご使用いただく必須の扉でございます。
そんな扉に必要不可欠なのが外部用ドア枠でそのパーツの重要性について写真や図面を用いてご説明させていただきます。
是非ご参考にして頂ければ幸いでございます。
重要ポイント1・・・雨水
アルミ製下枠の形状は外部と内部の間に段差を設けた設計が特徴です。
内部の床が高く、外部の床が低い。
吹き降りの雨水（横殴りの雨）がドアの下から浸入したきた場合、内部と外部に段差がなくフラットだと内部にダイレクトに水が浸入いたします。
ご案内した通り内部床の方が外部床より高いので、物理的に雨水をブロックし浸入を防ぎます。
重要ポイント2・・・隙間風
四方枠に機密性などを保つ為のパッキンが標準装備されております。
クッション性もございますので、閉める時に大きな音や衝撃の緩和にも繋がります。
玄関ドアを閉め切った時に、パッキンが枠とドアの隙間に密閉します。
密閉されることで隙間風が通らなくなり快適にお過ごしいただけます。
重要ポイント3・・・枠を別調達される場合のご注意点
『重要ポイント1…雨水』で上げた下枠の特徴である一段上がった形状にすることにより、内部側面が外部側面より高くなり物理的に水の浸入がブロックされる。
『重要ポイント2…隙間風』で上げたパッキンも機密性が保たれ隙間風を遮断し快適に過ごす事ができます。
まとめ
木製玄関ドアをより快適にご使用いただく為に、推奨する外部用ドア枠は適合設計されております。
（注）枠を別調達される場合は、上記施工詳細図をご参考にしていただき、ご案内いたしましたポイントを設計に組み込んでいただくことをお勧めいたします。
この記事へのコメントはありません。