READS
2025/12/07
インターホンがおしゃれじゃない問題『DIYカスタム術』
◼️インターホンの違和感を味方にする
木と鉄板とマイナスビスで整える、小さな改造術。
こだわり抜いてつくった空間ほど、気になるパーツが悪目立ちすることがあります。
たとえば──
壁の素材感と照明のトーンを揃えたのに、
突如として白いプラスチックのインターホンだけが浮いてしまう。
内装の完成度が高いほど、この違和感は容赦なく視界に入ってきます…。
でも、その「どうしても馴染まない部分」こそ、
少し手を加えるだけで空間全体の雰囲気をさらにグレードアップさせます。

■ 木枠 × 鉄板 × マイナスビスで、インターホンを化けさせる
メーカー製のインターホンは機能優先のデザイン。
そのまま壁に取り付ければ、どうしても生活感がにじみます。
そこで今回は、
木枠で整え、鉄板で表情をつけ、マイナスビスで仕上げるという作戦を選びました。
・鉄板で前面を覆い、モニターの開口だけ残す
・必要な位置に通話用の穴をドリルで追加
・木枠はインテリアのトーンに合わせて着色
・最後にマイナスビスでノスタルジックに鉄板を固定。
こうすることで、浮いていたインターホンが、かっこいいアイテムになる。

■ 浮いていたものが、アイテム的な存在感に変わる
面白いのは、
カバーをつけた途端、違和感が消えるだけでなく、
むしろ空間のアイテムに見えてくること。
・コンクリート壁なら、鉄板の鈍い反射が相性抜群
・木の多い空間なら、木枠のラインが雰囲気に溶け込む
・マイナスビスは小さいながらも大きなアクセントに
「浮いていた部分」が、「ワクワク」になる。
その瞬間の気持ちよさは、インテリアをつくる醍醐味のひとつです。

■ インテリアの雰囲気は、細部が重要
部屋をおしゃれにする方法はいろいろありますが、
本当に効くのは違和感そのものをしっかりつぶしていくことだったりします。
● インターホン
● スイッチプレート
● 分電盤カバー
● エアコンの配線
こういった細かい部分を整えると、
空間全体がワンランク上の仕上がりに変わります。
インテリアは大きな家具ではなく、
小さな工夫の積み重ねで雰囲気がさらに向上。
そんなことを改めて感じたDIYでした。