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2015/04/30
更新日:2026/04/04
【塗装編】木製玄関ドアを長持ちさせる塗装のコツ|自然塗料の使い方と仕上げ方
CONTENTS|目次
ウッドデポ推奨の自然塗料について
塗装作業に入る前に、今回使用する自然塗料の特長をご紹介します。
自然塗料(外装用ウッドステインプロテクター)の特長
- 湿度の高い日本の気候に対応した、高耐候外装用木材保護塗料です
- 撥水性に優れ、防腐・防カビ・防藻性能も備えています
- 塗装のメクレ・はがれが起きないため、塗り替え時に旧塗装を剥離する必要がなく、そのまま上塗りするだけで簡単にメンテナンスできます(ドイツ製塗料:オスモカラーより)
木製玄関ドアだけでなく、外部用木製家具・木部外壁・ウッドデッキなど外装全般に幅広く使える塗料です。

LINE UP
塗料の必要量の計算方法
「どれくらいの量を用意すればいいか?」という疑問を解消するために、かんたんな計算方法をご紹介します。
販売中の外装用自然塗料のデータ
- 小缶(0.75L):約9㎡を2回塗りできます
- 大缶(3L):約36㎡を2回塗りできます
- 参考塗布量:1Lあたり約24㎡(外装用のため2回塗りが必要です)
計算例:ウッドデポの玄関ドアを2枚塗る場合
- 木製玄関ドア1枚の表裏面積:約4㎡(ガラス面を含むため実面積より大きめに計算)
- 約4㎡ × 2枚 = 予想塗布面積 8㎡
- 小缶(0.75L)が約9㎡塗れるため、使い切りの場合は小缶1缶で対応可能
- 将来のメンテナンス分も含める場合は、大缶(3L)がおすすめです
塗装手順と専用ブラシをおすすめする理由
塗装は「細かい部分から大きい部分へ」の順に進めます。
塗り残しや二度手間を防ぐために、この順序を守ることが仕上がりのポイントです。
塗装の順序
- A. 格子部分や塗りにくい細かな部分から塗装します
- B. 次に彫り込みやパネル部分を塗装します
- C. 上部框(かまち)など、やや大きな部分を塗装します
- D. 下部框など、最後に大きな面積の部分を塗装します

なぜ自然塗料用の専用ブラシをおすすめするのか
自然塗料は水のようにシャバシャバではなく、少しトロッとした粘り気のある液体です。
ホームセンターで販売している一般用塗装筆は毛にコシがないため、塗料を塗り伸ばしにくく、何度も重ねて塗る手間が増えてしまいます。広い面積になるほど効率が下がり、きれいな仕上がりにもなりにくいです。
一方、自然塗料用の専用ブラシは適度なコシとハリがあるため、塗料をスムーズに塗り伸ばせます。作業がはかどり、仕上がりもきれいです。
拭き取り・2回目塗り・仕上げ
拭き取り手順(塗装と同じ順序で)
- A. 格子部分など細かな部分から拭き取ります
- B. 彫り込みやパネル部分を拭き取ります
- C. 上部框など、やや大きな部分を拭き取ります
- D. 下部框など、最後に大きな部分を拭き取ります

夏場など気温が高い時期は塗料の乾きが早いため、Aを塗り終えたらBに進む前にAを先に拭き取るなど、状況に応じて調整してください。

■ 拭き取りをしなかった場合
塗料を塗り伸ばしただけの状態で乾燥してしまうと、筆むらがそのまま固まり失敗塗装になります。
■ 拭き取りをした場合(推奨)
筆むらがなくなり、木目を活かしたきれいな仕上がりになります。これがウッドデポ独自の塗装方法です。
※この拭き取りを用いた塗装方法は、木目を活かすためのウッドデポ独自の方法です。メーカー推奨の方法とは異なりますので、参考にされる場合はお客様の責任のもとで作業をお願いいたします。
2回目の塗り
1回目と同じ要領で2回目の塗りを行います。
木製玄関ドアは風雨・方角・地域・気候などさまざまな影響を受けます。厳しい外部環境に対応するため、2回塗りを行うことが重要です。

養生・マスキングの取り外し
塗装完了後、塗料が乾かないうちにすべての養生テープ・マスキングテープをはがします。
乾く前にはがすことで、マスキングしきれずに塗料が付着した金物やガラスの汚れも簡単に拭き取れます。

パーツの取り付け
ドアノブ・シングルシリンダー・パッキン等をもとどおりに取り付けて、作業完了です。


メンテナンス前後の比較(BEFORE / AFTER)
以上で塗装メンテナンスの完了です。
深みが出て落ち着いた雰囲気に。存在感のある木製玄関ドアに見事に復活しました。


BEFORE|メンテナンス前(塗装後5年経過)
すっかり撥水効果がなくなった状態です。
AFTER|メンテナンス後
撥水効果が復活しました。これで風雨にさらされても安心です。
さらに大切にお手入れを続けることで、月日とともに趣のある木製玄関ドアへと育っていきます。ますます愛着がわいてきますね。





