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2017/03/15
更新日:2026/08/31
ドア枠が無加工、無塗装なのはなぜ?塗装・加工オプションも解説
お客様からのよくある質問
『各種木製ドアには加工や塗装オプションがあるのですが、なぜドア枠には加工や塗装オプションがないのですか?』
木製ドアを予め加工・塗装しておけば、現場で取り付けるだけなので工事がスムーズに進みます。 しかし、枠の場合は建物自体に取り付ける関係上、事情が異なります。その理由をご紹介します。
ウッドデポ取扱い枠の特徴
ウッドデポの室内用ドア枠と玄関(外部)用ドア枠は、いずれも米栂を使用しており、厚みにも大きな違いはありません。最大の違いは、雨風にさらされる環境に対応するための「水密性・気密性(パッキンや下枠の段差など)」の有無にあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
室内ドア用 開き戸枠

主に左右・上の3方枠で、足元に段差がありません。壁厚に合わせたケーシング(額縁)による美しい見切りが特徴です。
玄関ドア用 開き戸枠

上下左右を囲む4方枠で、アルミ製下枠と気密パッキンを標準装備。雨水の浸入防止と冷暖房効率の維持を両立します。
室内用枠と玄関用枠の比較
室内用・外部用で、性質が根本的に異なります。まずは下記の比較表で、具体的な違いをご確認ください。
| 項目 | 室内用ドア枠 | 玄関(外部)用ドア枠 |
|---|---|---|
| 基本構造 | 左右・上の3方枠(足元に段差がない仕様) | 上下左右を囲む4方枠(下枠がある仕様) |
| 気密パッキン | なし(または簡易的な戸当り) | 標準装備(隙間風・音を遮断) |
| 下枠(足元) | なし(部屋間がフラットにつながる) | アルミ製下枠(雨水浸入を防ぐ段差構造) |
| 主な役割 | 壁厚に合わせた美しい見切り(デザイン性) | 雨水の浸入防止・冷暖房効率の維持(機能性) |
室内用ドア枠の特徴
- すっきりとした足元:下枠(床面のレールや段差)がない3方枠が基本のため、部屋ごとの床がフラットにつながり、つまずく心配がありません。
- ケーシング(額縁)による美しい納まり:壁の厚みに合わせて微調整がしやすい額縁付きの仕様です。壁のクロスとドア枠の境界線をすっきりと引き締めます。
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玄関(外部)用ドア枠の特徴
- アルミ製下枠による水密性:激しい雨や吹き降りの際、雨水が室内に侵入するのを防ぐため、内部側が一段高くなった段差構造のアルミ製下枠がついています。
- ウェザーストリップ(気密パッキン)による気密性:枠の周囲に隙間風をシャットアウトするパッキンが張り巡らされています。木製ドアの弱点になりがちな気密性を補い、冷暖房効率を高めるとともに、ドアを閉めるときの衝撃音も和らげます。
設置後の雨漏りや隙間風トラブルを防ぐため、玄関や店舗の外回りに木製ドアを設置する場合は、必ず外部用の専用枠をお選びください。
枠が無加工である理由
結論:木製ドアの取り付けには、丁番やストライクプレートなどの加工位置を現場で現物合わせして決める必要があるため、枠は無加工の状態でお渡ししています。
具体的には、以下のような手順で加工位置を決めていきます。
施工手順
- 加工済み木製ドアに丁番を取り付ける
- 木製ドアに取り付けた丁番を基準に、枠側の丁番取付位置を決め、堀込加工を行う
- 木製ドアを枠に取り付ける
- 木製ドアにノブを取り付ける
- ノブの位置を基準に枠側のストライクプレート位置を決め、堀込加工を行う
このように、丁番やストライクプレートの正確な位置は、実際に木製ドアを枠にあわせてみないと決められません。そのため工場側であらかじめ加工してしまうのではなく、現場での現物合わせによって、枠は無加工でのお渡しとなります。
① 枠接合部
大工様の施工基準で納まりよく、カット・加工して組み付けます。

② 枠側の丁番堀込加工
加工済みドアを基準に、枠側の丁番の堀込加工の高さ位置を決めます。

③ 枠側のストライクプレート堀込加工
ドアを枠に取り付けドアノブをドアに取り付けた状態で、加工済みドアを基準に、枠側のストライクプレートの堀込加工の高さ位置を決めます。

枠が無塗装である理由
結論:取付作業中に仕上げ面を傷つけたり汚したりするのを防ぎ、より綺麗に仕上げるため、枠は無塗装の状態でお渡ししています。
枠が設置される前のバラバラの状態で塗装をすれば、事前に仕上がっているので良いと考えがちです。しかし、実際に現場で取り付ける際には、木材同士を接合したり、加工したりする作業が発生します。この過程で塗装済みの仕上げ面に傷や汚れがついてしまうと、見た目を損なってしまいます。
そのため、取り付け・加工作業をすべて終えた最後の段階で塗装することで、傷や汚れのない、より綺麗な仕上がりを実現しています。


現在は枠の加工・塗装もオプションで選べます
従来は現場での寸法調整・加工に対応するため、枠は無加工・無塗装でのお渡しを基本としてきました。現在はこれに加えて、お客様のご要望に応じて枠の加工・塗装をオプションでお選びいただけるようになっています。
実際にご注文いただく際も、そのまま無加工・無塗装で購入されるお客様よりも、オプション加工・塗装をあわせて選ばれるお客様が多く、現在ではほぼすべてのお客様が何らかのオプションをご利用いただいています。施工環境やご希望の仕上がりに合わせて、お気軽にご相談ください。
枠のオプション塗装について

枠のオプション塗装は、各商品詳細ページの 選択項目:塗装 からお選びいただけます。ご注文方法などご不明な点は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
無加工・無塗装と加工・塗装オプション、どちらを選ぶ?
それぞれにメリットがあります。施工方法やご希望の仕上がりに合わせてお選びください。
| 項目 | 無加工・無塗装(標準) | 加工・塗装オプション |
|---|---|---|
| 現場での寸法調整 | 現物合わせで対応しやすい | 加工内容によって調整範囲が変わる |
| 塗装のタイミング | 現場での施工後に対応 | 事前に依頼可能 |
| 施工者の作業負担 | 現場での加工・塗装作業が発生 | 現場作業を軽減できる |
| 仕上がりの決まり方 | 現場の状況に応じて決定 | 希望の仕様に合わせやすい |
枠塗装の実例
室内ドア枠
塗料:【外装用】自然塗料 ウッドステインプロテクター / ウォルナット色(1回塗り)

玄関ドア枠
塗料:【外装用】自然塗料 ウッドステインプロテクター / ウォルナット色(2回塗り)

お好みのドアはお決まりですか?
枠を新しく設置される場合は、枠単体だけでなく木製ドア本体もあわせてご検討いただくと、統一感のある仕上がりになります。ドア本体・枠・ケーシング・オプション加工をまとめてご相談いただくことも可能です。
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よくある質問|ドア枠の塗装・加工について
- Q. ドア枠は無塗装のまま届きますか?
- A. 標準では無加工・無塗装でのお届けとなります。これは現場での寸法調整・加工に対応するためです。ドア枠の加工・塗装オプションに関しては、必ず現場の大工様・施行業者様にご確認後、ご注文をお願いいたします。
- Q. ドア枠の塗装はオプションで注文できますか?
- A. はい、オプションで塗装をお選びいただけます。詳しくはオプション塗装の商品ページをご確認ください。
- Q. ドア枠の加工を依頼できますか?
- A. はい、丁番やストライクプレートの堀込加工など、各種オプション加工をご用意しています。
- Q. どのくらいの方がオプション加工・塗装を選んでいますか?
- A. 現在ではほぼすべてのお客様が、オプション加工・塗装のいずれかをご利用いただいています。
- Q. 木製ドアと枠をセットで購入できますか?
- A. はい、木製ドア本体と枠をあわせてご検討いただけます。仕様に迷われた際はお気軽にご相談ください。
- Q. 枠は自分で塗装してもよいですか?
- A. ご自身での塗装も可能ですが、仕上がりを重視される場合はオプション塗装のご利用をおすすめしています。























