2015年3月31日(火)
簡単メンテナンス、無垢フローリング・部分汚れ編
先日、かねてよりお付き合いのあるお客様のお宅に
ご訪問させて頂いた時のことをお話しいたします。
こちらのお客様の施工例を見る: マンションリノベーション・兵庫県T様
お客様が神妙な面持ちで
無垢フローリングを指して
悩みを打ち明けて下さいました。
室内の鉢植え植物に水をやる際に
植木鉢の底にに敷いているお皿の水が溢れているのに気づかず放置、、、
お皿とフローリングの間にシミ汚れが、、、
いつもにきれいにお掃除していたのに、、、
どうしよう、、、
さあ大変、、、
ショックを受けておられましたが、、、
ご安心ください。
それでは、シミ汚れを取り除くメンテナンス作業をして参りましたのでご紹介します。
≪用意するもの≫
・ウエス・・・不要になった綿の古着(ボロ布)
・当て木・・・かまぼこ板のような木が適当ですが、、、ご了承いただきお子様の木のパン(おもちゃ)をお借りしました。
・メンテナンス用小分け自然塗料・・・オスモカラーフロアークリアー ラピッド(最初に床に塗布した同じ塗料を使う)
・紙やすり・・・180番(ホームセンターで調達)
ほとんど道具など事前に用意しておりませんでしたのでお客様より家庭用品を調達していただきました。
≪写真左上、右上、左下≫
紙やすりを当て木に合う適当な大きさにカットします。
カットした紙やすりを当て木に巻き付けます。
≪写真右下≫
シミ汚れカ所に当てて削っていきます。
≪写真左上≫
根気よくシミ汚れがなくなるまで削っていきます。
できるだけ均等に削るようにします。
(一部だけ偏って削ると凹みますので注意)
≪写真右上≫
掃除機で削りかすを掃除し表面をきれいにします。
≪写真左下≫
ウエスに自然塗料を付けます。
≪写真右下≫
削った部分に塗布していきます。
むらなく塗料をつけては拭きのばすように塗っていきます。
※注)使用したウエスをそのまま放置したり処分し場合、万が一自然発火する事がございます。
必ず、水につけて水分を含ませた状態でビール袋等に入れて処分します。
メンテナンス完了です。
綺麗に元通りになりました。
削った部分は少し明るくなりましたが
時間が経つと経年変化で
周囲の色と同様に飴色に変化しなじんできます。
ただメンテナンスと言ってしまうと、とても大がかりな印象ですが、、、
簡単に申し上げますと
『削る』→『塗装する』
とても簡単で誰にでも出来る作業ですね。
無垢フローリングだからこそ出来る
簡単メンテナンス部分汚れ編でした。