2015年2月17日(火)
木製ドアの取り付け方、丁番(前編)
キーンと冷えた日でも
木製ドアに囲まれたショールームは
暖かい雰囲気で寒さを和らげてくれています。
さて、今回は木製ドアの
取付方法をお教えいたします。
木製室内ドア: ヴィンテージフィニッシュローズドア★ステンドグラス
【 ウッドデポでもオプション加工のご注文ができるようになりました! 】
ドアご購入と同時にオプション加工をご注文いただけば、ドアノブ穴・丁番堀込などの加工を施したドアの納品が可能です。
現場の大工さんや施工業者さんの作業は、非常に多岐にわたります。そんな作業の負担を少しでも軽くするために、ウッドデポのオプション加工は始まりました。
オプション加工の商品はコチラ 》》『オプション加工 商品一覧ページ』
詳しくはこちらの記事もご覧ください 》》『ウッドデポのオプション加工をおススメする理由』
弊社の木製ドアは無加工(ベーシックなドアはプラス無塗装)品です。
上の写真をご覧の通り
枠とドアの接続部分の丁番掘り込み加工や
ドアノブ部分の穴加工等は施されてなく
無加工のプレーンな状態のドアです。
ご納品させていただいてからは
お客様(施工業者様)の施工基準で
ご自由に取り付け加工をしていただき
完成させなければならない一手間がかかります。
ですが
どこかで素敵なノブを見つけてきて取り付る楽しみ、、、
無塗装の場合はお好みの色に塗装する楽しみ、、、
インテリア空間を豊かにでき
ご自分だけのこだわりオリジナルを実現できます。
また、DIYが大好きな方なら自らの手で家を作る事ができますね。
≪用意する工具≫
・電動トリマー(画面左上)・・・木材を削り加工する道具
・差し金・・・丁番の取り付け位置に鉛筆で記したり測ったりする道具
・金づち・・・ノミで彫る時に使う道具
・30mmノミ・・・幅が広いので広範囲に彫る事ができます。
・15mmノミ・・・トリマーで彫れなかったコーナー部分や細かな部分を彫ります。
ドリルやチャック等は「木製ドアの取り付け方、ドアノブ(後編)」で詳しくご説明いたします。
丁番取り付け加工の始まりです。
まずは取り付け位置を決めて
(取り付け位置については下の写真をご参照ください。)
丁番の厚みが2mmに対し
ドアの彫り込み深さ:1.5mm
電動トリマーのビットを1.5mm分彫り込めるように調節します。
そして削っていきます。
ただし電動トリマーがない場合は手彫りでもいいと思います。
≪丁番の取り付け位置≫
丁番サイズ:102mm×102mm×厚2mm
丁番の取り付け位置を上写真のように決めて
現物丁番をあてがい鉛筆でなぞり彫っていく部分を描きます。
ドアの厚み35mmに対して丁番取り付け寸法は30mmです。
ドアが枠に納まる側部分を5mm削らずに残します。
そして描いた部分通りに削ります。
≪写真左上≫
電動トリマーで彫ってもコーナー部は丸く残ります。
ノミを使ってコーナー部などは彫り残しがないようにします。
≪写真右上、右下≫
枠も同じ要領で
丁番の厚みが2mmに対し
枠側の彫り込み深さ:2mm
(枠の掘り込み加工は省略しております。)
予め枠に丁番を取り付けておくとドアが取り付けやすいです。
≪写真左下≫
インパクトドライバーでしっかり丁番を固定します。
木製ドア用パーツ: 室内用 丁番・アンティーク色
丁番取り付け完了です。
木製ドアの取り付け方、ドアノブ(後編)に続く