2015年1月20日(火)
木製ドアかんたん傷の補修方法
塗装前(ドア取付前)の
木製ドアに傷が入ってしまった、、、
新品のドアに取り換えないと、、、
となってしまうのは、とてももったいないですよね。
でも、そんな心配はございません。
誰にでもできる木製ドアの簡単な補修方法をご案内いたします。
それでは実際の木製ドアを使い傷を補修して行きます。
傷の大きさは1cmぐらい
傷の深さは2~3mmぐらい
打痕(あて傷)です。
≪用意する物≫
・サンドペーパー(紙やすり)180番
・ヒートガン(家庭用ドライヤーでも可)
・水の入った紙コップ
・小さく切ったウエス、折りたたんで3cm×3cmくらい(テッシュペーパーなど水をよく吸い込む物でも可)
これらの材料はホームセンターで調達できます。
≪写真左上≫
ウエスに水をたっぷり含ませて
≪写真右上≫
傷の上に当てます。
そして30分~1時間程度放置します。
≪写真左下≫
木の性質を利用する方法です。
打撃により凹み縮んだ木の繊維質に
水分を吸収させると
元に戻ろうと膨張します。
時々膨らみ具合を確認します。
≪写真右下≫
ほぼ傷部分が膨らみました。
ただ、まだ少し傷は目立ちます。
水分を乾燥させて
傷部を整える作業です。
≪写真左上≫
ヒートガン(家庭用ドライヤーでも可)で乾燥させる際
近づけて長時間あてると木部が焦げるので要注意です。
≪写真右上≫
乾燥する際にさらに傷部分が元にに戻りました。
水分シミの様な汚れ跡が残りましたがサンドペーパー(紙やすり)がけで消えてしまいます。
≪写真左下≫
サンドペーパー(紙やすり)180番ぐらいが適当です。
これ以上粗い100番などにすると
削り跡が目立ちますのでおすすめできません。
≪写真右下≫
傷部をはじめ周辺を均等にやすりがけしていきます。
あまり削りすぎると凹みますので要注意。
傷跡を確認しながら適度に
傷がわからなくなるように表面をうすく削っていきます。
補修完了です。
ほとんどわからなくなりました。
目を凝らして確認すると少し傷跡が確認できます。
ドアの選び方ガイド: ドアに傷がついてしまったら…
木製ドアには木目模様があります。
傷が木目模様に調和して同化してわからなくなるのも自然素材ならではですね、、、
傷は使っていると必ずつきます。
逆に傷を味と、とらえられるような
おおらかな気持ちにさせてくれるのも木製ドアの魅力の一つです。
以前にドアの選び方ガイド「ドアに傷がついてしまったら…」で
簡単にご紹介しておりました。
今回、更に詳しくご案内させていただきました。