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2015/12/18
更新日:2026/03/30
「木製ドアは無垢ですか?」
木製ドアについてよくあるご質問
こんにちは、ドアコンシェルジュ北村です。
本日はお客様より、お電話でご質問を頂く内容で木製ドアの構造や性質についてのお話をいたします。
- 「そちらの木製ドアは無垢ですか?」(材質に関する確認のご質問)
- 「ウッドデポさんの無垢のドアを検討中のものですが…」(無垢と思い込まれているケース)
- 「お取り扱いの木製ドアは反りますか?」(木の性質上のご心配)
このようなご質問を頂きます。
お電話ではなかなか口頭でのご説明が難しいので、このコラムでご理解して頂ければ幸いです。
それでは写真をご覧いただきながらご説明させていただきます。
集成材の木製ドアとは

【写真1・集成材の木製ドア】
集成材の木製ドアのカット断面です。ウッドデポではこの構造の木製ドアを採用させて頂いております。
構造の詳細
- 仕上げ材(表面)米松突板(厚み1〜2mm程度)…米松の木目の美しい部分を薄くスライスしたものです。
- 仕上げ材(端部分)米松突板(厚み10mm程度)…建て合せの際にその範囲内でカット調整等が可能です。
- 芯材(中身部分)集成材…断面の小さい天然木(角材)を複数重ね合わせ接着して形成する材料です。
- F☆☆☆☆(フォースター)…国土交通省認定建材。接着材成分ホルムアルデヒドの放散値を表す指標の最上位規格です。
芯材に集成材を採用することで、反りや割れ等の木の性質を最小限に抑えた構造となり、長くご利用いただいても形に狂いが出にくく、反りや伸縮によってドアが開かなくなることもまずございません。
万が一そうなったとしても、建て合せ調整で解決できる範囲でとどまります。
やはり天然木で形成されているため完全に木の性質を抑えることは不可能で、多少の伸縮はいたします。
おおらかな気持ちで木本来の持つ温かみや質感・雰囲気を大切にご理解下さいませ。
無垢材とは

【写真2・無垢材】
無垢材とは、丸太の状態から切り出して形成する材料です。
ここでは、無垢材の性質である「反り」や「ひび割れ」についてご説明いたします。
(1)木表・木裏について
- 木口…無垢板の切り口断面。
- 木表…木口から見た年輪より外側の部分。
- 木裏…木口から見た年輪の中心に近い部分。
木の性質上、木表側は水分を多く含み乾燥収縮しやすいため、木表の中央部がへこむように反りが生じる場合がございます。
(2)ひび割れについて
水分が乾燥する際に収縮によりひび割れが入る場合がございます。
(3)反り・ねじれの実測例
水平な部分に置くと、反りやねじれの度合いがよくわかります。
実際に定規で測ったところ、長さ90cm・幅23cmの大きさで、反りによる誤差が1.6cm(16mm)ございました。
■ 無垢材
丸太から切り出した天然素材。木本来の風合いが魅力ですが、反り・ひび割れ・伸縮が生じやすく、ドア材として使用する際は部位の選別が必要なためコストがかかります。
■ 集成材(推奨)
小さな角材を重ね合わせた構造材。反りや割れを最小限に抑え、長期間にわたって安定した使用が可能です。ウッドデポではF☆☆☆☆規格の集成材を採用しています。
WOOD DEPOT CUSTOM DOOR WORKS
以上の問題をクリアし、お客様に安心してご利用いただける最良の木製ドアをウッドデポでは採用させて頂いております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。