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2025/11/26
小さなこだわりが生む“ノスタルジック感”『マイナスビス』
■ アクセントとしてこれ以上の物はない
WOOD DEPOTの木製ドアには、実はひっそりとしたこだわりがあります。
それが、今ではほとんど市場に出回らない昔ながらの「マイナスビス」を使用していること。
一般的な建築金物は、ほぼすべてがプラスドライバー対応の「プラスビス」。効率的で施工性が高く、現場では当たり前になっています。
でも、あえて私たちは“マイナス”を選ぶことがあります。
【ノスタルジックな木製ドア】空間を彩る小さなこだわり
小さなディテールが生み出す味わい深い雰囲気。木の温もりとデザイン性が、店舗や自宅をノスタルジックな空間へと引き上げます。施工例やこだわりのポイントを動画でご覧ください。
■ マイナスビスがつくる、独特の表情
写真のように、鉄のマイナスビスが小さく留まっているだけで、
・手仕事感
・レトロ感
・インダストリアル感
・経年の似合う雰囲気
がふっと生まれます。
これは決してプラスネジでは出せない“味”。
100点満点の仕上がりではなく、少しのゆらぎや粗さが残ることで、ヴィンテージ仕上げの木肌と絶妙に馴染むんです。

■ 今ではレア。だからこそ価値がある
昔は家具や建具で当たり前のように使われていたマイナスビスも、今では生産量が少なく、取り扱いもごくわずか。
効率重視の現場では敬遠されがちですが、WOOD DEPOTではその“希少性”以上に、仕上がりに与える空気感の違いを大切にしています。
ドア全体を見たときに気づく人は少ないかもしれません。でも、どこか懐かしさや落ち着きを感じる理由のひとつが、この小さな金物だったりします。

■ こだわりは細部に宿る
私たちはドアを「ただの建具」とは考えていません。
木製玄関ドアは、毎日手で触れる場所・お客様を迎える最初の表情・店舗や住まいの世界観を決めるパーツ。
だからこそ、細部がとても大事なんです。
鉄の質感、木肌の荒々しさ、マイナスビスの存在感。これらが合わさって唯一無二の“雰囲気”が生まれる。そこに惚れてWOOD DEPOTのドアを選んでくださるお客様がいてくださいます。

■ 気づかれなくてもいい。でも、感じてもらえる。
マイナスビスに気づく人はほとんどいません。
でも、「なんか雰囲気がいい」「このドア、すごく味がある」と感じてもらえる背景には、こうした小さな積み重ねがあります。
気づかれなくてもいい。でも、確実に“感じてもらえる”。そのためのこだわりが、この鉄のマイナスビスです。

