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2025/11/11
お便り『ジューンベリーと木製ドア、秋を映す玄関』
秋が深まる頃、木々が少しずつ紅葉に染まりはじめます。この季節になると、ウッドデポのドアは一段と趣を増し、暮らしの中の小さな風景を彩ってくれます。
先日、お客様より、美しい写真と心温まるメッセージをいただきました。
「玄関のジューンベリーの木がゴールドに色づきました。この時期、ウッドドアとジューンベリーの色づいた葉っぱを眺めるのが最高です。夕方、日が傾き始めると、木製ドアに落ちる葉の影。小窓を開け外を眺めると、逆光に照らされた黄金に輝く葉っぱが、季節を教えてくれて最高です。という、我が家の四季の感じ方でした。」
静かな木漏れ日に包まれる玄関。ドアに映る葉の影や透きとおる光、そして木の質感が生み出す柔らかな陰影。そのすべてが相まって、まるで一枚の絵画のような時間が流れます。
“季節とともにある木のドア”という価値
私たちがつくる木製ドアは、単なる出入口ではなく、暮らしの情景をつくる存在です。
朝の光、雨上がりの匂い、夕暮れの陰影。そのすべてを感じて、日々の移ろいを静かに語りかけてくれます。
このお客様の言葉からも感じるのは、ドアが“日常の風景を美しく切り取る額縁”のような存在であること。季節が変わるたびに、新しい色、新しい空気がそこに映りこみます。

玄関の小窓をそっと開けて外を眺める。光の角度、風の冷たさ、葉の揺れ。その一瞬一瞬が、暮らしの豊かさを教えてくれます。
この木製ドアが生み出すのは、“機能”を超えた、“情緒”のある時間。
秋の午後、黄金に輝くジューンベリーとともに、木製ドアのある暮らしが、ゆっくりと美しい感性に導いてくれます。





