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2025/07/11
絶品のフレンチと洋菓子 × 究極の器、築75年の古民家

築75年の古民家をリノベーションして生まれ変わった、小さな洋菓子店。WOOD DEPOTのヴィンテージ木製玄関ドアも見事に溶け込むその空間は、まるで時がゆっくり流れているかのような、やさしくて静かな空気に満ちていました。
【五感で味わう非日常】東大阪 アンコンシェル
物語のような空間でいただく、予約限定・フレンチシェフの特別ランチ。
器や香りまで贅沢に楽しむ至福のひとときをご紹介。
そんなお店で、月に数回だけ開かれる予約限定のランチの日。実は、奥さまがパティシエ、ご主人がフレンチシェフというご夫婦タッグ。それぞれが長年磨いてきた“美味しいものづくり”が、この空間で交差する日。
この日、念願叶いそのランチをいただきにお邪魔してきました。
まず目を奪われたのは、ワンプレートに盛られた料理たちの美しさ。イワシのコンフィに始まり、イサキのソテー、牛肉のグリエ赤ワインソースまで。火入れもソースの香り、しかも重たすぎない。“プロフェッショナルの仕事”って、こういうことか…と感動しながら、一口ひとくちじっくり味わいました。
そしてこの料理を受け止める「器」が、またすごい。空間丸ごとで、手ざわりの残る古材、自然光が揺れる和、静けさの中にある奥行き。この古民家という“舞台”が、料理をいっそう引き立てているんです。まさに、料理と空間の圧倒的な相乗効果。
食後には、奥さまのつくるスイーツ。果物の彩り、口どけのよさ、やさしい甘さ… そのどれもが、この場所の空気にぴったりでした。
「料理って、空間と響き合うものなんだな」と、もはや芸術の領域ですね。
また来たい、じゃなくて「また帰ってきたい」と思える場所でした。
大阪府東大阪市 アンコンシェル様のインスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/arc_en_ciel935/