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2016年10月13日(木)

経年変化とお色直し

みなさま、ごきげんいかがでしょうか。
台風が過ぎた後は一気に秋らしい気温になってきましたね。
季節の変わり目で風邪などひかないように気をつけてくださいね。

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さて、今日は経年変化に関して少しお話ししたいと思います。

人も、動物も、自然素材も、工業製品もみな等しく時間が経てば『すがた』、『かたち』が変わっていきます。

これらは一般に老化・劣化・老朽化など言われてますが、時間の経過と共に使った分だけすり減ったり、色がハゲたり、強度や精度が落ちたりしてしまいます。
一見悪い事ばかりのようなこの変化の中でも、素敵な事も起こります。

それは以前、英国文化のお話の折にも触れましたが、時間が作り出す「味わい」です。

コラムバックナンバー:
いつまでもそばに

使い込まれたモノは、その存在自体に説得力があり他を圧倒するパワーがありますよね。
年季の入った職人さんの道具は、並べておくだけでアートのような美しさが漂います。

以前より、小関は古いデザインが好きでアンティークの時計を集めています。
私の知らない前オーナーと時間を共にして、縁があり私のところに来た時計。
以前はどんなオーナーさんだったんだろうかと考えると、いろいろと妄想が膨らみますね。

やはり、アンティークなので使用に伴うダメージを負っているものもあり、その中でリダンを行ったものもあります。
(リダン…使用による文字盤の劣化で表示が見にくくなったものを、再仕上げする事をリダンといいます。)
このリダンに関しては賛否両論ありますが、僕は使いこんで見にくくなった文字盤が美しく甦り、使う本人が喜んで使える状態になるのであれば素敵な事だと思ってます。

実際に、リダン後のこの時計を15年前に手に入れましたが、今も変わらず気に入っておりよくつけてます。
あちこちキズだらけになってしまいましたが、これもこの時計と私との歴史だと思って誇らしく思っています。

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【Omega / Seamaster】

身分や貧富の差など関係なく、イギリスには【時を経たものは美しく価値がある】といった素敵な考え方が浸透してます。
大量生産・大量消費、そして昨今のファストファッションブームの中にある、今の日本では少し考え憎いかもしれませんが、もったいないの精神でモノを大切に扱う文化は日本にも昔からありました。
ウッドデポでも自然素材である木製ドアの販売を通じて、使い込む程に価値が上がる文化を広げていければと考えております。

木製ドアはクリア系の塗料で飴色に変化する様子を楽しむのも魅力の一つですが、今回の話題にあげたリダンの様に新しいカラーリングで塗り直す楽しみもありますね。
ウッドデポでは、発色の良い水性塗料を多数扱っております。
現在の木製ドアの状況をお教え頂ければ塗装に関してアドバイスさせていただきますので
みなさまも新しい色に塗り替えてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい魅力に出会えるはずですよ。

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