Do It Yourself!

WOOD DEPOTの店長でありクラフトマンの中川が、日々のあれこれを綴ります。

2015年1月7日(水)

日曜大工(後編)自然塗料の塗り方

≪自然塗料の特長≫
・植物油と植物ワックスがベースとなった、体に優しい自然塗料です。
・浸透性があるため木の呼吸を妨げず、調湿機能は損なわれません。
・気持ちのよい自然な手ざわりです。
・半透明仕上げで、木目をいかした美しいサテン仕上げができます。
・撥水効果があり、液体(水、ワインなど)をこぼしてもはじいてシミに なりません。
・メンテナンスは旧塗装を剥離せずに同色を上塗りするだけで簡単にできます。
(ドイツ製塗料:オスモカラーより抜粋)

もちろん弊社の木製ドアにもおすすめなのですが、手作り木製家具などにも
幅広くご利用いただける素敵な塗料ですね。

≪用意する物≫
・自然塗料(オスモカラー)内装用ウッドワックス、色: アンチックパイン
・水を入れたバケツ・・・拭き取りに使用したウエス(雑巾)を処分する時に使います。
※注意事項: 拭き取りに使用したウエスをそのまま放置したり処分し場合、万が一自然発火する事がございます。
必ず用意した水を入れたバケツに浸してから処分してください。
・塗料拭き取り用ウエス・・・いらなくなった古Tシャツ(綿)などを活用すると便利です。
・自然塗料用塗装専用ブラシ・・・自然塗料を塗装するのにおすすめです。後程詳しくご説明いたします。
・容器・・・塗料を小分けにする為の容器
・ゴム手袋・・・手を汚さずに塗装作業をすることができます。薄手でフィットするものがおすすめです。

小物類は日曜品やホームセンターでも調達可能です。

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おすすめアイテム: 自然塗料用塗装専用ブラシ

≪塗り方≫
はじめにこの塗装方法は綺麗に仕上げる裏ワザと言いますか、、、

メーカー様が推奨する方法とは多少異なります。
塗装チャレンジされる方は
ご自分のご責任のもとでご参考にして頂ければ幸いです。

それではまずは自然塗料用塗装専用ブラシに塗料をつけて
ある程度広い範囲にまんべんなく塗料を置くように付けていき
塗り伸ばすように塗装します。

≪自然塗料用塗装専用ブラシをおすすめする訳≫
塗料自体はもちろん液体ですが
水のようにシャバシャバではなく
少しトロッとした粘り気がある感じの液体。

普通のホームセンターで販売している塗装筆を使用した場合
筆に腰がなく(柔らかい)塗布する際に塗料を塗り伸ばしにくく
何度も重複して塗り伸ばす作業が増え
多くの面積を塗装する場合効率が悪くかつ綺麗に塗れない。

おすすめの自然塗料用塗装専用ブラシは
腰があるので(張りがある)塗布する際に
快適に塗料を塗り伸ばして
スムーズに塗装でき作業がはかどりかつ綺麗に塗装できます。

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≪失敗塗装を防ぐ≫
天板半分塗料を塗り伸ばしました。

ご注意頂きたい部分がこの工程です。

単に塗料を塗り伸ばしただけのこの状態で乾燥してしまうと、、、
筆むらなどがそのまま残り
ご覧の通りのまま塗料が固まり失敗塗装となります。

せっかく丹精込めて作った木工が
最後の塗装で台無しになるのは残念ですね。
夏場など気温が高い季節は
すぐに乾きますので注意しましょう。

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≪浸透させるように拭き取る≫
用意したウエスで
筆むらなどがなくなるように
まんべんなく
浸透させるように拭き取っていきます。

大きな面積を塗る時は
筆塗りしたあとから
追いかけるように拭き取っていけば効率がよく上手くいきます。

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当初の筆むらなどもなくなり

綺麗な仕上がり具合ですね。

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端部や凹んでいる部分も

同様に筆塗りの後

拭き取りして塗り残しがないよう丁寧に仕上げます。

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完成です。

前編でご紹介した
アンティークな雰囲気をだす
簡単ヴィンテージ加工、、、

金づちでたたいただけの打痕と
虫食い穴加工、、、

程よく、いい味が出ました。

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ダイニングテーブルと少し色が異なりますが
使っていくうちに
月日が経つにつれ
飴色に変化して馴染んでくるのも
自然素材ならではの楽しみですね。